自然妊娠の確率を上げるタイミングの取り方は?

不妊でお悩みのご夫婦のなかには、自然妊娠で授かりたい!という方も多いのですが、その理由は、「病院が嫌いだから妊娠は自然にまかせたい」、「子供は授かりものだから不妊治療は考えてない」というのがほとんどではないでしょうか。

妊活を始めてすぐの場合や、二人目不妊の方にとっては、自然妊娠を望むのは当たり前のことかもしれませんね。自然に妊娠したいのは誰もが共通して思うことですが、年齢や卵巣年齢、ホルモンの数値、卵管の詰まり、パートナーとの関係など、不妊の原因によっては治療が必要になることもあります。

自然妊娠にこだわるのは検査をしてから!

自然妊娠にこだわるのは検査をしてから!

まずは夫婦ともに自然妊娠が可能かどうかを調べることが大切です。卵管が詰まっていたり、精子の量や運動率の数値によっては、自然妊娠が難しいこともあります。検査をすることで子宮内膜症など不妊の原因が見つかることもあります。適切な治療を受けることで妊娠までの時間を短縮することができます。

二人目不妊は検査する必要がない?

一人目を自然に授かっていれば、二人目も自然に授かると思うのは当然ですよね。でも、元々不妊の傾向があった場合や、出産後のホルモンの変化によってはなかなか妊娠にいたらないこともあるんです。

一人目を出産する前は卵管が詰まっていなくても、時間が経って卵管が詰まることもあります。また、母乳を出すためのホルモン、プロラクチンの数値が高い状態が続くと妊娠しにくいといわれています。

二人目の子づくりを始めてからしばらくしても妊娠に至らないときは、早めに受診することが大切。男性の場合、年齢とともに精子の量が減ってしまうこともあります。一人目が出来たんだから大丈夫、と検査を渋る男性もいますが、念のために検査をすることが早めの妊娠につながります。

自然妊娠の確率を上げる方法ってあるの?

自然妊娠するための一番のポイントは、排卵日をきちんと把握することです。基礎体温で排卵日を予測するか、排卵検査薬を使うかどちらかになりますが、両方をあわせることでより正確な排卵日にタイミングをとることができます。

なかには基礎体温や排卵検査薬に頼らず、排卵痛や伸びるオリモノで排卵日を見極める方もいますが、排卵日以外の体温変化やホルモンのリズムをチェックするためにも基礎体温をつけることをおすすめします。

精子の寿命は、卵管膨大部にたどり着いてから、3~4日は生きているといわれています。それに比べて卵子の寿命は排卵から24時間といわれています。ほんと短いですよね。しかも24時間のうち受精可能な時間はもっと短く、排卵日に必ずタイミングをとらなきゃ!と焦ってしまう方も多いと思います。

排卵検査薬を使用した時間によっては、排卵からすでに数時間が経っていますので、残りの時間でタイミングをとる必要がある訳です。排卵日のタイミングってそんなにシビアなのでしょうか?

タイミングはいつとればいい?

卵子の寿命に比べて精子は生命力があるので、排卵日の前日にタイミングをとっても、精子は卵管膨大部で待機して卵子を待つことができます。

精子が待機してるところに排卵ほやほやの元気な卵子がやってきますので、すぐに受精に向けての準備に入ることが出来ます。もし精子の生命力がなくなっていたとしても、排卵日当日もタイミングをとることも出来ます。

病院では、排卵日をはさんだ前後1日おきにタイミングをとるように指導されることがありますが、そんな頻繁にタイミングがとれない時もありますよね。

そんなときは排卵日の後よりも、排卵日前と当日にタイミングをとるほうが妊娠の確立が上がるといえます。

精子が卵子に到着するまでの時間は?

精子が卵子に到着するまでの時間は?

タイミングの後ってどうしていますか?精子が流れ出てこないように、足を上げてしばらくジッとしている方も多いと思います。どれくらいの時間そうしておけばいいのでしょうか?精子はどれくらいで卵管にたどり着くか気になりますよね。精子が子宮に向かって進むスピードは、なんと10秒間で1ミリ程度!

子宮の入り口から卵管の端っこまでは24センチとすると、卵管到達までは40分くらいですね。意外と早い気もします。そこからさらに卵管を通って卵子と出会う卵管膨大部に到着するまでトータル1時間ほどかかるといわれています。

ちなみに人工授精後は診察台の腰の部分を少し高くして15分ほど休憩しますが、タイミング後も15分くらい足腰を上げてジッとしておくのは良さそうですね。

タイミングをとった後に精子が出てきても大丈夫?

タイミングの後にトイレや下着に精子がたくさん出てきてしまって大丈夫かな、、と思ったことはありませんか?精液はそのほとんどが分泌液で、精子はその分泌液に守られて一緒に放出されます。分泌液を多く含む精液が流れ出てきたとしても、受精に必要な分の精子は子宮に向かって進んでいくので気にしなくても大丈夫です。

タイミングの後、足腰を上げたりジッとする必要はないという医師もいます。あまり神経質になるのはよくないですが、気持ち的にはしばらくジッとしていたくなりますよね。

まとめ

自然妊娠や不妊治療に関係なく妊娠しやすい体をキープするために日頃から気をつけておいた方がいいことがあります。

・下半身の巡りをよくして冷えない体をつくる

・卵子や内膜の質を下げないように抗酸化物質をとる

・着床に必要なたんぱく質とビタミンEを摂る

赤ちゃんを自然に授かるためには早めに検査をして自分の体を知ることが大切です。病院に行かないことが自然ではなく、治療が必要ないかを先に知ることが、自然に授かる一番の方法だといえます。

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