高温期の数え方


妊活アドバイザーの長田かおりです。

基礎体温で低温期から高温期への移行がはっきりしないと、いつからいつまでを高温期として数えるのか悩んでしまいますよね。

女性ホルモンの変化と基礎体温の動きを知って、高温期の期間や数え方をしっかり理解しましょう。

なぜ高温期になるの?

女性のからだは、4種類のホルモンの動きによって低温期や高温期に変化します。

低温期には、卵胞を大きくしなさい!と脳下垂体から「①卵胞刺激ホルモン」が分泌され、卵巣では「②エストロゲン」が増えて卵胞が成長します。

卵胞が成熟すると、排卵しなさい!と「③黄体形成ホルモン」が脳下垂体から分泌され、卵巣では排卵後の卵胞が黄体化して「④黄体ホルモン」を分泌します。この期間が高温期となります。

このように、女性のからだは脳からの指令と卵巣内で複雑なホルモンのやりとりが行われています。

高温期に体温が上がるのは黄体ホルモンの作用によるものです。

高温期はどこから数える?

排卵日の翌日には黄体ホルモンが上昇しはじめて体温が上がります。排卵日は個人によって基礎体温とズレがあるので、体温が上がった日を1日目と数えましょう。

体温が上がったり下がったりして高温期との境い目がはっきりしない場合は、排卵日検査薬を使うのもひとつの方法です。陽性が出た翌日を高温期1日目と数えましょう。

また、病院で卵胞チェックやホルモン検査をするとことで高温期が数えやすくなります。

高温期の期間は何日が理想?

高温期の期間は何日が理想
黄体ホルモンの寿命はほぼ2週間と決まっているので、その期間内に妊娠が成立しないと、黄体は役割を終え生理がはじまります。

ホルモンの状態が正常な場合、高温期は14日間が理想といわれていますが、低温期との差が0.3度以上あれば多少の誤差は気にする必要はありません。

高温期が14日以上続く場合は、妊娠の可能性があるか、ホルモンのトラブルが考えられます。

高温期の体温や日数がいつもと違う周期が続いたときは、黄体ホルモンの値や子宮内膜の厚さを病院でチェックしてもらいましょう。高温期に受診するとスムーズです。

高温期なのに生理が来たら?

朝の検温では高温期だったのに、その日に生理が来てしまうことがあります。黄体ホルモンの消失と生理が起こるタイミングにズレが生じたと考えられます。翌日に体温が下がれば、生理がきた日を低温期初日と数えます。

翌日以降も体温が下がらない場合は、妊娠時の着床出血の可能性があります。出血量が多いときはすぐに受診しましょう。

高温期から低温に下がったのに生理が来ない場合は?

基礎体温では低温を示しているにも関わらず、生理がはじまらないことがあります。まずは検温が正しく行われているかを確認しましょう。

基礎体温はあくまで目安ですので、排卵日から14日経過しても生理がこないときは、妊娠の可能性も考えられます。

ホルモンの変化と生理のタイミングにズレが生じることもあるので、数日様子をみても生理がこないときは婦人科を受診してくださいね。

高温期に必要な栄養素

高温期に必要な栄養素
黄体ホルモンの材料となるビタミンE、はアーモンド、かぼちゃ、枝豆、青魚などに多く含まれています。ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ることで効率よく吸収されます。どちらのビタミンにも老化を食い止める抗酸化作用があり妊活を手助けします。

高温期につくられる子宮内膜の材料になる栄養素は、たんぱく質、鉄分、葉酸、ビタミンB、ビタミンAなどです。

日頃からバランスのよい食事に気をつけて栄養の過不足がないようにしましょう。

まとめ

妊活中は高温期をしっかり数えたいと思うのは当然のことです。ですが基礎体温はあくまで目安ですので、1日や2日のズレに一喜一憂することの方がストレスとなってホルモンにも良くありません。

・排卵日がわかりにくい
・階段型で高温期が数えにくい
・低温期との差が0.3度以上ない
・高温期の途中で何度か体温が下がる
・高温期が10日未満しか続かない
・体温と生理があわない

このようなことを感じたら早めに病院で相談しましょう。ホルモンの状態を知ることが妊娠への近道です。

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